オーストラリア・シドニー日本文化センターギャラリーで開催される「Storymakers in Contempray Japanese Art」展に参加しています。
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2022年7月29日～2023年1月28日
国際交流基金シドニー日本文化センター| オーストラリア

2015年に描いた15枚の連作ドローイングによる作品を出展。
《森に食べられる / Forest eats me.》
《 森が僕を苗床にする / Forest makes me seedbed.》

エキシビジョンオンラインカタログ

「ストーリーメイカーズ」展は、日本の現代アーティスト5人の作品を通して、ファンタジーと驚異の世界に飛び込みます。
ストーリーテリングは、日本の現代美術において強い存在感を示しています。個人的な物語や共同体の物語を共有し、再構築することの意義は、大きな自然災害や人災をきっかけにますます明白になってきています。
おとぎ話は、古くから人間以外の存在や非生物についての物語を語るジャンルであり、人々の認識や経験の仕方を変える、人間以上の世界を想像する手がかりを与えてくれるものです。

「ストーリーメイカーズ」は、「リトル・マッチ・ガール」など文化を超えた伝統的なおとぎ話や、種族間の関係や変容の物語からイメージを喚起させるものです。
本展では、学際的アーティスト鴻池朋子の新作、東恩納裕一と高田冬彦のビデオ、大小島真希の絵画、蓮沼雅弘のフリップブックアニメーションが展示されます。

エミリー・ウェイクリングと村井真耶子のキュレーションによる本展の作品は、素材や形式、身体的な体験の再創造によって、人間中心主義の世界観を超越し、昔なじみの物語を新しい形で再創造しています。
このような考え方が、現代社会を地球とそこに住むすべての人々との重要なつながりに目を向けさせているのです。