
Media | 6.4.2025
特別講義:大小島真木
「アートは今も「祈り」たりえているか——メキシコのヴィルヘンを追って」
2025年6月11日(水)18:00-19:30
特別講義:大小島真木
「アートは今も「祈り」たりえているか——メキシコのヴィルヘンを追って」
東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室にて、大小島真木が特別講義をおこないます。
公開講義なので興味のある人はぜひ。
講義概要
2024年、大小島真木(大小島真木+辻陽介)はメキシコにおよそ1年間にわたって滞在した。よく知られているように「メキシコ」の歴史は、16世紀のスペイン帝国によるコンクエストと共に始まる。今日、メキシコにおいて最大マジョリティであるメスティソとは、侵略者であるスペイン人と被侵略者である先住民の混血を指すものだ。加害者でありながら、同時に被害者でもあるという、メキシコのルーツの起点にあるこの矛盾、この亀裂を最も象徴しているのが、メキシコ各地にある多様なヴィルヘン(聖母)像である。本講義ではヴィルヘンをはじめとするメキシコの宗教美術の歴史から、アートと「祈り」の関係を考える。
開催概要
日時:2025年6月11日(水)18:00-19:30
会場:東京藝術大学上野キャンパス 国際交流棟4F GA講義室(MAP No.19)
報告者:大小島真木(アートユニット)
司会:毛利嘉孝(東京藝術大学教授)
主催:東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室
言語:日本語(通訳なし)
詳細は、以下リンクをご参照ください。